桜の木が見守るキャフェ

桜の木が見守るキャフェ

標野 凪
文藝春秋 (2024年4月9日発売)
ISBN:9784167921996
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作品紹介・あらすじ

満開の桜も素晴らしいけれど、散り際にも楽しみはあるーー。 『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』の著者が贈る、かけがえのない人生の物語。 庭にヤマザクラの大きな古木がある〈キャフェ チェリー・ブラッサム〉。祖母と母から受け継いできた洋館で、緋桜(ひお)は、季節の和菓子と茶を提供している。 訪れるのは、犬を連れて散歩にくる老人、長年連れ添う国際結婚の夫婦、保育園からの帰...

感想・レビュー (2件)

🍵キャフェのお茶 古木のヤマザクラが、茶室の掛け軸のような佇まいで、侘びや寂びを語っています。 洋館のキャフェでの茶道の所作を拝見し、お茶の風情を堪能させていただきました。また、鎌倉をイメージしながら四季折々の情景も味わうことができました。 『わたくし(ヤマザクラ)』の前世は、もしかすると茶人だったのかもしれない。 🌸麗らかに いにしえ語る 山櫻

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桜が語り手になる珍しい切り口