作品紹介・あらすじ
80万部突破! ヒロインは小粋なおばあちゃん
<紅雲町珈琲屋こよみ>シリーズ最新文庫
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草は、愛用していた帯留を一度は売ったものの、手放したことをずっと後悔していた。
そんなある日、それが戻ってきたと連絡がくる。
さっそく東京の店に向かうお草だが、そこで、旧知のバーの雇われ店長が血痕を残して忽然と姿を消し、どうやら殺されたらしいという話を耳にする。
その後...
感想・レビュー (1件)
吉永南央さんのこのシリーズには珍しいサスペンス仕立て。相変わらず場面設定の説明が細かい。最近は細かすぎてくどく感じてしまうことがしばしば。でも、これが吉永さんのスタイルだ。最後はどんでん返しの穏やかな春。ユージン、キョウカ、ジュン &この異母兄弟の父、悪党の室橋。久美さんの恋人一ノ瀬君の隠れていた部分が少しずつ出てきて、今後の展開に興味がわく。