作品紹介・あらすじ
この先に「月に一番近い場所」があるんですーー。樹海を目指した男が、そこで見たものは? 「月は一年に三・八センチずつ、地球から離れていってるんですよ」。死に場所を探してタクシーに乗った男を、運転手は山奥へと誘う。「実はわたし、一三八億年前に生まれたんだ」。妻を亡くした男が営む食堂で毎夜定食を頼む女性客が、小学生の娘に語った言葉の真意。科学のきらめきが人の想いを結びつける短篇集。
感想・レビュー (1件)
作者は地球惑星科学を専攻し大学院まで出ている人だが理科系ネタが多過ぎる。
作者は地球惑星科学を専攻し大学院まで出ている人だが理科系ネタが多過ぎる。