作品紹介・あらすじ
はぐれ研究者たちの情熱溢れる理系エンタメ小説!
「津波監視システムの実現に手を貸して欲しい」--。
東日本大震災後、地震研究所を辞めた準平は、学界で異端視される武智に誘われる。
武智のもとに集まったのは、海洋工学や観測機器などのエキスパートながら、個性が強すぎて組織に馴染めない“はみ出し者”たち……。
前人未到のプロジェクト、はたして成功するのか!?
「この作品は、私たち『変動帯...
感想・レビュー (2件)
能力は高いが、個性が強く組織に馴染めないはみだし者の研究者達が集まり、新しい〈津波監視システム〉を構築する物語です。 東日本大震災を「想定外の地震」という言葉で片付けずに挑戦を続ける研究者達の信念と姿勢が印象的でした。 最後の展開も良く、読んで良かったと思える1冊です。
