作品紹介・あらすじ
100年企業の土台は、人望。それだけ!
1923年
大ベストセラー作家・菊池寛の手によって
文春は産声をあげた
「楽しいんだ。菊池さんと仕事してると。それだけっ」
仕事が、仲間が、人生が愛おしくなる
2023年最高の感動歴史長篇
文藝春秋創立100周年記念作品
(あらすじ)
芥川龍之介や直木三十五、川端康成などの協力を得、菊池寛が発行した「文藝春秋」創刊号はたちまち完売する。読者...
感想・レビュー (2件)
文芸春秋を作った菊池寛の活躍を描いた内容。 私個人は「昭和文芸のドン」と言うイメージが強いが、ここまでとは思わなかった。 大衆の心を掴み、商売センスもあったと思う。 芥川賞・直木賞を作った経緯、新しいものを作り出す力、人を見出だし、巻き込む力があったのだ。 こんなバイタリティーのある文豪は、今、居るのでしょうか?