作品紹介・あらすじ
20世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑むーーキュートでダークなミステリ・シリーズ!!
感想・レビュー (1件)
桜庭一樹「GOSICK」再読了。 久しぶりに桜庭一樹作品を読みなおしていきたくなったので、まずはこの作品から。ライトノベルになるのかな。 ヨーロッパの小国ソヴュールに極東の島国から留学してきた一弥と、学園にある図書館の塔に軟禁されているビスクドールのような見た目だが、天才的な頭脳を持つ少女ヴィクトリア。この2人がさまざまな事件に遭遇し解決していくミステリー。 2013年の小説なので、もう22年も前の作品。 でもやっぱり面白い。ヴィクトリカのツンデレと一弥の真摯なイジられ役の掛け合いが微笑ましい。 シリーズ最初とあって、登場人物の紹介編のような部分もある。アヴリルとかセシル先生とか、ブロワ警部と2人の仲良し部下とか。シリーズに欠かせないサブキャラクターたち。ああ、懐かしいなあ。
