作品紹介・あらすじ
無差別通り魔事件の加害者と被害者。決して交わるはずのなかった人生が交錯した時、慟哭の真実が明らかになる感動長編ミステリー。「約束は守った……伝えてほしい……」それが、無差別通り魔事件の被害者となった飯山晃弘の最期の言葉だった。自らも重症を負った明香里だったが、身代わりとなって死んでしまった飯山の言葉を伝えるために、彼の人生を辿り始める。この言葉は誰に向けたものだったのか、約束とは何なのか。
感想・レビュー (5件)
渋谷の交差点で殺人を犯した男。母親の暴力や育児放棄など人間らしい生活を送ってこなかったことが原因で、要望は無期懲役。 しかし本当は母親に会いたいという願いでもあったが、無期懲役になったことで2度と会えなくなった。 被害者や、ライターからの視点からもうまく書いてあり、罪の境界とは何かを考えさせられる内容だった。
明里は通り魔にあったが男性にたすけられ命は助かったが重症をおう。男性は亡くなる。犯人、助けてくれた男性の過去を婚約者とたどっていく
突然、通り魔にあう、じょせいと、犯人、犯人を調べるライター、それぞれの気持ち生い立ちが交錯して、心が痛かった😢