ガザの光
リフアト・アルアライール/アスマア・アブー・メジェド/シャハド・アブーサラーマ/バスマン・アッディラウィー/サーレム・アル=クドゥワ/スハイル・ターハー明石書店 (2024年12月5日発売)
ISBN:9784750358543
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作品紹介・あらすじ
燃やされているのは学校や病院だけではない。人々が、物語が、記憶そのものが焼かれているのだ。侵攻目前に書かれた記録から、何を聴き取るべきなのか。パレスチナ人作家たちが〈未来〉に向けて遺した、比類なきメッセージ。
はじめに
序章[ジハード・アブーサリーム]
ガザは問うーーいつになったら過ぎ去るのか[リフアト・アルアライール]
なぜ私たちは今もスマホを握りしめて録画し続けるのか[アスマア・アブー...
感想・レビュー (1件)
閉ざされたカザ地区の内側で生きている人たちの声を集めた本。2023年のカザ攻撃より前の内容だが、テレビ映像から流れてくる破壊され尽くした、無機質な風景からは想像することができない、豊かな人の営みがあったのだと驚く。今はどうなのだろう。一刻も早く侵略(あえてこう言います)が終わりますように。常に心を寄せ続ける。