鹿の王 水底の橋

鹿の王 水底の橋

上橋菜穂子
KADOKAWA (2020年6月12日発売)
ISBN:9784041092927
本棚登録:65

作品紹介・あらすじ

真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!?

感想・レビュー (1件)

西洋医学と東洋医学の対比を想起した。人の命を救うとは何かということも考えさせられた。後書きで上橋さんが執筆の背景や、影響受けた方のことを知り、さもありなんと思った。 医学のあり方は、医療の限界と、尊厳死、平穏死のあり方について考えていたことととも重なる。