女が死んでいる

女が死んでいる

貫井 徳郎
KADOKAWA (2018年8月24日発売)
ISBN:9784041072257
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作品紹介・あらすじ

二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのかーー?(「女が死んでいる」)表題作他7篇を収録した、企みに満ちた短篇集。

感想・レビュー (1件)

短編集です。 表題作「女が死んでいる」は比較的新しいもののようでしたが、だいたいが1997年ごろの作品。 重い雰囲気の作品、軽い作品、さらにいろいろなパターンのトリックもありで、一つひとつの作品にクオリティーの高さを感じました。 あとがきにも、推理小説の「小説」の部分が面白い作家という記述がありましたが、まさにその通りだと思います。以前から大好きな作家さんですが、過去の作品を読んで改めて昔からうまかったんなだなと、しみじみと感じ入るものがありました。