作品紹介・あらすじ
北海道トムラウシの山村留学から福井に帰ってきた宮下家。子供たちの妄想犬だった白い柴犬ワンさぶ子が実際に家族の一員となった。三人の子供たちは大学生、高校生、中学生となり、それぞれ自分の道を歩き始めていく。広がる世界、音楽とともに自由を楽しむ宮下家五人と一匹の、笑いと涙溢れる感動の三年間の記録を描いた作品が待望の文庫化。「一年後」を描いた小説宝石掲載エッセイ、「その後」を描いた宮下奈都氏のあとがきも!
感想・レビュー (1件)
1/16読み終わり。 宮下奈都さんの人柄が良くわかり、仲のいい家族と、かわいい白柴とほんわかのエッセイだった。どうやったら子供があんなふうに育つんだろう。駅で別れて改札で振り返ってくれる息子や「寮に寄ってく?」と言ってくれる息子やホントに羨ましい家族仲だ。宮下奈都さんの本をもっと読みたい!