作品紹介・あらすじ
世の中の根本を疑え
断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。
これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか？ 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。
22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。
感想・レビュー (5件)
内容が難しい…よくわからなかった。
【所要時間】 3時間 【感想】 たぶん特段新しいことを書いているわけではないが、成田先生の本らしく、エッジが効いてかつわかりやすい。 選挙を通じた民主主義に疑問を投じ、無意識の民主主義などの代替案を提唱される。 選挙制度が古い、間接民主制に歪みが生じている、現在のテクノロジーにより、より民意を反映した民主主義が構築できる。 成田先生は、ZOZOやヤフーに関わるデータサイエンティストの一面もあり、他の憲法学者や衆議院選挙法の学者たちとの討論を聞いてみたい。 現在は、今の選挙制度がベターなんでしょうが、100年後は成田先生の無意識の選挙制度が常識になっている。のかもしれない。