作品紹介・あらすじ
平野啓一郎のロングセラー恋愛小説、ついに文庫化!
たった三度出会った人が、誰よりも深く愛した人だったーー
天才ギタリスト・蒔野聡史、国際ジャーナリスト・小峰洋子。
四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に
芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死など、現代的テーマが重層的に描かれる。
最終ページを閉じるのが惜しい、至高の読書体験。
第2回渡辺淳一文学賞...
感想・レビュー (4件)
やっと読み終わったーー笑 長かったな
最初、文章がわたしには読みにくいなぁと思ったのですが、読み進めていくうちに素敵だなぁと思ってどんどん読み進められました。 後読感がすごく良いです。 最後の終わり方も、わたしは好きでした。 大人の恋の話なのですが、穢れたところがないというか…二人とも、世界を股にかける職業で、忙しい身で、それ故に何度もすれ違ってしまうのですが、読み終わった後はそれでよかったんだ…って思ってしまうような心地よさでした。
ネタバレを読む
