タイムトリップものという面は賛否あろうが、それを上手く物語に活かし、日常生活やビジネスに役に立つ名言を蔦重に語らせているところがミソ。いわば時代小説とビジネス書(ついでに料理本も)あわせた楽しんで読めて勉強になるお話だった。