冷たい檻

冷たい檻

伊岡 瞬
中央公論新社
ISBN:9784122068681
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作品紹介・あらすじ

日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪した。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!

感想・レビュー (5件)

よくできた話だった。臨床試験と臨床検査を混同してるとこが一箇所。校正もれかな。

寄り戻しはのか気になる

とある北陸の町にある複合型ケアセンターで起こっている謎を解いていくお話。 色んな場面の話が少しずつ切れ切れにでてくるような感じで、やっと内容を把握したと思ったら慌ただしく次の話…みたいな感じで、とにかく登場する人もやたらに多く、すらすらとは読めませんでした。 また警察小説と帯に書いてありましたが、そもそも主人公は警察官ではないし、政治絡みのお話も結構盛りだくさんで、あらすじ的にもあまり好みではありませんでした。

複合福祉施設での話だ。 たしか、子供を殺された公安みたいな人が樋口。 薬物実験をしていたんだ。

まあまあかな