作品紹介・あらすじ
酒、お茶にコーヒー、煙草、処方薬や市販薬……私たちはアルコールをはじめ、様々な「薬物」とともに生きている。なぜ人は薬物を求めるのか。乱用に至る人々の背後にある苦しみや生きづらさとは。精神科医で依存症研究の第一人者が、身近にある薬物の歴史や私たちの暮らしとの関わりを語る。好評ウェブ連載、待望の書籍化!
感想・レビュー (1件)
良い薬物、悪い薬物というものはなく、良い使い方、悪い使い方のみという主張は説得力がある。違法か否かはあくまでも政治的な線引きであり、むしろ依存症の原因に目を向けるべきという。