雷神

雷神

道尾秀介
新潮社
ISBN:9784103003373
本棚登録:145

作品紹介・あらすじ

どんでん返しの先に待つ衝撃のラスト……。道尾ミステリ史上、最強の破壊力! ある一本の電話が引き金となり、故郷へ赴くこととなった幸人。しかし、それは新たな悲劇の幕開けに過ぎなかったーー。村の祭が行われたあの日。一筋の雷撃がもたらした、惨劇の真相と手紙の謎。父が遺した写真。そして、再び殺意の渦中へ身を置く幸人たちを待ち受ける未来とは、一体。著者の新たな到達点にして会心の一撃。

感想・レビュー (6件)

2025/2/14図書館

向日葵の咲かない夏を読んで、衝撃的で道尾秀介さんの作品をいくつか読みました。 獏の檻を結構前に読んだのですが、暗い話だったな…という印象を受け、雷神も似たような暗さを感じました。どちらも先が気になってどんどん読み進めてしまう作品でした。 道尾秀介さんは、伏線をはるのがとてもうまくて犯人は「私」なんじゃないか…と思わせるところがいくつもあるのですが、実は…という展開で… 「読む側に間違った推理をさせる」イメージがあります。今回も見事に騙されてしまいました…。

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とても面白い

伏線回収がすぎる 面倒くさい