ちょこぽん
2025年1月22日
———- 勤めていた書店が閉店し無職となってしまった一葉(かずは)。実家に戻り祖母の部屋の遺品を片付ける中、療養中に頼まれたことを思い出す。約束を果たすつもりで、祖母が通っていた『連句の会』へと顔を出す事に。そこで出逢った人達と触れ合う中で祖母との想い出、連句の魅力に導かれ新たな一歩を歩み始める————— 俳句や短歌とは違い 何人もの人で 五七五 七七と 交互に句を作っていく連句 私は初めて知ったかも 色々な決まり事がありますが 言葉を選び想いを込め句を詠む そして詠み手の想いを汲みつつ 新たな句を繋げる 言葉を紡ぐことの素晴らしさを 深く感じる一冊です 会に参加する度に 優しくて柔らかく おおらかだった祖母を想い出し 自分の知らなかった祖母に触れ 心温かくなってゆく一葉 こちらもほっこりと 温かな気持ちになっていきます そしておばあちゃんが いつも選んでいた和菓子が とっても美味しそう♡ 調べたら実際にあるお店の様 いつか買いに行ってみたい シリーズもので後2冊出ている様です 他も読んでみたいと思います いつもプレバトを観ながら 俳句って奥深く 言葉のセレクトとか諸々 凄いなーと感心しきりな私 詠んでみたいと思う事もありますが こういうのはセンスが必要で 無理そうだなといつも思います 私の母や父も句会に参加していた様で 形見に貰った『季寄せ』 使う日が来るかしら...

言葉の園のお菓子番 見えない花
ほしお さなえ
0