作品紹介・あらすじ
「次は…人間を撃ちたいと思っているんでしょ?」
雨が降りしきる河原で大学生の西川が<出会った>動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問ーー次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは?
「衝撃でした。より一層、僕が文学を...
レビュー (1件)
面白かった。 中村文則は、中編作家なのだと思う。 文章が上手くないから、重厚なテーマを扱う長編に手を出すと途端にメッキが剥がれる。 調子に乗らずに、自分の器に合った作品を発表してほしい。 教団Xのような上滑りした駄作を発表して、大作家然と振舞う様は見ていてキツイ。
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