カニカマ人生論

カニカマ人生論

清水 ミチコ
幻冬舎 (2022年8月24日発売)
ISBN:9784344039933
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作品紹介・あらすじ

地球はやんわり悲しみに満ちている。だから人は明るく生きようとするのです。飛騨高山で生まれた気の小さい少女は、大小様々な出会いや経験を積み重ねて、“国民の叔母”清水ミチコとなり、武道館に立つまでになるーー。主婦にして稀代のエンターテイナー、初めての自伝エッセイ。すぐに「気負け」して泣いてしまう、気の小さい子供だった飛騨高山時代の、家族や友人との懐かしくも笑えて切ない色々なエピソード。上京して、自分の...

感想・レビュー (1件)

著者の自叙伝的エッセイ。 クッスリ笑える小話満載で、五月女ケイ子さんの装丁画も素敵。 今まで超一級品の物真似には何度も笑わせてもらったが(特に桃井かおりさんが好き)、実はとても根が真面目な方なんだなという印象を受けた。武道館ライブ行ってみたいなぁ。 「オバケと痴漢には、ひるまず大声」 「自分で勝手に作り出した不安の世界は、自分の生き方をイタズラに狭めるだけ」 etc…しっかりメモしました。笑