作品紹介・あらすじ
どれほど医療が進んでも、傷ついた心を癒す薬はない。悲痛に満ちた被害者の回復には何が必要か。臨床医による深く沁みとおるエッセイ。解説 天童荒太たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること──。バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の...
感想・レビュー (1件)
共感する部分と、自分がケア心理士の資格をとってカウンセリングをした経験を思い出した。ちょっとくどいところや仕事の内容について書かれているところがあり、意外と時間がかかった。