作品紹介・あらすじ
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男ーー山内練...
感想・レビュー (1件)
#初雪 海は灰色 #柴田よしき 『聖なる黒夜から』23年。 もう彼らの夢は見られないと思っていたので、シリーズ最新刊が読めて感激です。 著者作家生活30周年記念作品。 . . . 聖なる存在でもあり、愚かなる人間でもある 麻生さんが練への心象風景を語ったところが心に響きました。 麻生さんの言わんとする熱き想いに涙があふれました。 互いに惹かれ合いながら、理想とやるせない現実。いわばふたりだけの秘事は大切にしまっておくことで、一層深みが出てくる。 奇想天外な事件はない分、 刑事を辞めて探偵になった麻生さんと、ヤクザの練のまるで子供みたいな会話が楽しかった。 来年の続編も楽しみにしています。 ♤あらすじ 初雪が舞う寂れた温泉街での殺人事件と人間模様。やはり女性の登場人物の方がたくましい。その強さは何なんでしょうね。 #聖なる黒夜 #bl小説 #麻生龍太郎