ハロルド・ピンター(1)

ハロルド・ピンター(1)

ハロルド・ピンター/喜志哲雄
早川書房 (2009年7月1日発売)
ISBN:9784151400230
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

病院とおぼしき国営収容施設。患者6457号が死に、6459号が出産していたという報告に、怒れる最高責任者は職員らを質す。だが事態は奇妙な方向へ…全体主義の暴力を描く『温室』。陳腐きわまりない情事の顛末を、時間を逆行させて語り強烈なアイロニーを醸す代表作『背信』他一篇。日常に潜む不条理を独特のユーモアと恐怖のうちに斬新に抉り出し、現代演劇に革命をもたらしたノーベル賞劇作家による後期作品集。

感想・レビュー (1件)

面白かった。意味が分からないから面白くない、という「常識」を根本からきり崩す作品だな、と。 特に「温室」はぜんっぜん理解できなかったけど、最後でのどんでん返しや、「背信」での過去に遡っているところで、結果をこっちが知っている、というのは劇としてみたらきっととても楽しいのだと思う。