らいか
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2026年7月6日

京極夏彦「妖怪小説 百鬼夜行 陰」再読了。 邪魅の雫まで読み終わったので、いざ鵺の碑へと思ったが、毒を喰らわば皿までと百鬼夜行シリーズの短編集まで制覇しようかと。まずは最初の短編集が「妖怪小説百鬼夜行 陰」から。収録は全部で10編。それぞれに妖怪の名前が振られている。 うん、面白かったこれ。なんだろ。シリーズ知らずとも普通に短編集として面白いかも。やはり百鬼夜行シリーズには妖怪が出て来ないとね。妖怪やそれぞれの登場人物の考え方とかが色々知れるのがやっぱりこのシリーズの要だと思うんだよね。では、それぞれのひと言感想をば。 「小袖の手」 絡新婦の理に出てくる杉浦の話。 魍魎の匣の柚木加菜子に癒されるが 結局、ああ。 「文車妖妃」 姑獲鳥の夏の久遠寺涼子の話。 もう運命を知っているから哀しさしかない。 「目目連」 絡新婦の理の目潰し魔平野祐吉。 視るとは、視られるとは何か。 鉄鼠の小坂了稔も登場。 「鬼一口」 鬼とは何か。鈴木敬太郎。 シリーズに出てきたっけ?と思い調べてみるとルーガルーなのね。そこまで世界がつながってたのかと驚き。 「煙々羅」 鉄鼠の檻の棚橋祐介。 煙とは何か、煙こそものの本質ではないのか。 なるほど。確かに。 「倩兮女(けらけらおんな)」 絡新婦の理のら山本純子。 やっと笑えたのに。。 「火間虫入道」 塗仏の宴の岩川真司。 面倒くさい、そう面倒くさいだけなのだよ。 「襟立衣」 鉄鼠の檻の円覚丹。 色即是空 空即是色 「毛倡妓(けじょうろう)」 魍魎の匣での木下圀治。 髪の毛が 絡まる ああ 嫌だ。 「川赤子」 姑獲鳥の夏 関口巽。 そしてあの夏へ。 さて、では次なる短編集 「探偵小説 百器徒然袋 雨」へ。

百鬼夜行ー陰

百鬼夜行ー陰

京極夏彦

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