白蕾記

白蕾記

佐藤 雫
KADOKAWA (2023年4月21日発売)
ISBN:9784041123645
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作品紹介・あらすじ

大坂の蘭学塾「適塾」を営む名高い医学者、緒方洪庵の妻となった八重。ぎこちない暮らしの中、次第に二人は心を通わせていく。そんな中、恐るべき疫病の疱瘡が流行の兆しを見せはじめた。洪庵と八重は、人々が疱瘡に苦しむことのない世をつくるため、適塾で学ぶ志士たちーー大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉らと共に新医術「牛痘種痘」を広めようとする。だが、それは長く困難な闘いの始まりだった。多くの人材を育て、近代医学の礎...

感想・レビュー (2件)

江戸時代 大阪 緒方洪庵の適塾の話 痘瘡に苦しむ事のない世を目指した蘭学医師ら

女中の小夏の行く末に興味あり。架空の人物か?