作品紹介・あらすじ
杉原爽香は、姪の瞳と一緒に瞳の親友、石川美沙子のなじみのレストラン〈紅葉亭〉を訪れた。そこで、シェフと男性客との若い女性をめぐる口論を目撃してしまう。一方、〈J博物館〉で守衛の坂井忠介が殺害される。被害者のケータイには少女の盗撮画像が保存されており、爽香はそのことで坂井の娘から相談を受けた。娘想いの彼はなぜ殺されたのか、謎は深まるばかり……。人気シリーズ第三十八弾!
感想・レビュー (1件)
主人公が読者と一緒に年齢を重ねる爽香シリーズ 第38弾(#^.^#) 前作の『珈琲色のテーブルクロス』から読んでいて、今回も面白かった! たくさんの登場人物が出てくるが、変に混乱することはなく読みやすい。かといって事件が単調かと言うとそういう訳でもなく・・・笑 舞台は紅葉坂のレストランに始まり、J博物館、TV局などなど。 一気読みしたくなる1冊♪ 本書だけではなく、シリーズ全般に触れている山前譲さんの〈解説〉も良かった♪♪
