作品紹介・あらすじ
好きだけど、触れあうことはできない。
そんな私は異端者なのだろうか。
主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。
ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日...
感想・レビュー (1件)
美織女王様の失踪の真実と、前会社を辞めることになった経緯や星先輩との関係に何があったか知りたくなり、読み進めることに。『女王様の電話番』という題名はにはそれだけで何かワクワクするような何が書いてあるんだろうと思わせる響きがあるが、蓋を開けてみたら、私が思う女王様違いでどちらかというと残念だった。主人公の志川さんはスーパーセックスワールドで悩めるアセクシャルの27歳女性の設定だったけど、セックスを中心に持って来ているようで、ただ孤独を恐れている或いは孤独に気がついた27歳の人がぐるぐる迷っているという感じがした。セックスができて結婚ができて子供が持てて育児ができて所謂普通の人生を送っていても、子どもの自立や独立、家族や友人との死別、色々なことがあるのにね。このお話は若い年代の人に共感を得るのかな?筆者も多分若いよね。知らんけど。もっと歳を重ねたら、更に面白いものが書けそう。今後に期待です。でもその頃に私が死んでるかもだけど。一番ドキドキしたのは、亡くなった石原さんの家に志川さんが侵入して家の中を色々探るところ。親しくもない亡くなった方の物を見る恐怖と、誰かに見つかって不審者泥棒犯罪者扱いされてしまう恐怖と考えるとそれこそ私には絶対無理。主人公がよく私には無理って使ってたけど、無理な部分って人によって違うねー。