作品紹介・あらすじ
帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。
妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をするーー。
東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立図書館の館長をつとめたが、十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし、娘が三人。孫もいる。
“少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く”といわれる認知症。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わ...
感想・レビュー (2件)
認知症の父。 ロンググッドバイという。 人工呼吸器と胃瘻はクオリティーオブ ライフになるのか? 人工呼吸器と酸素吸入器は全く違う。 人工呼吸器は胃瘻と同じやってはいけない! ただ、寝てるだけになる
認知症の話。