nico

1件のレビュー

レビュー

仕事が上手く行かず、人間関係も嫌になり死のうと決意して山奥の田舎(木屋谷)に会社を辞めて来たけど、飲まずに貯めていた睡眠薬では死にきれず目を覚ましてしまう。 民宿たむらには、両親を亡くした息子が住んでいて、そこで21日間を過ごした。1日千円の宿泊費で。 田舎暮らしを続けていくうちに、やりたいことが見つかったわけでもないけれど、自分の居場所はここではないと気付き、木屋谷を出ていく。

ネタバレを読む

天国はまだ遠く

天国はまだ遠く

瀬尾まいこ

本棚登録:184