濱地健三郎の幽たる事件簿(2)

濱地健三郎の幽たる事件簿(2)

有栖川有栖
KADOKAWA (2023年1月24日発売)
ISBN:9784041123379
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作品紹介・あらすじ

年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足を運ぶほどだ。助手の志摩ユリエは、得技を活かして、探偵が視たモノの特徴を絵に描きとめていくー。郊外で猫と2人暮らしをしていた姉の失踪の謎と、弟が見た奇妙な光景が意外な形でつながる(「姉は何処」)。資産家が溺死した事件の犯人は、若き...

感想・レビュー (1件)

登場人物も少なく、短編なのもあってサクサク読めた。 個人的に好きなのは高校のオカルト研の話。 オチに驚いたのが、遺産で奥さんが旦那を殺した話。殺されておいて、犯人じゃなくて犯人を探してる人を止めようとしてまで化けて出るなんてわたしにはできないから、とても深い愛の話だと思った。 2時間ドラマでドラマ化したら良さそう。谷原章介か、玉木宏が主演で。

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