作品紹介・あらすじ
少食で食べるのが遅い葵は、食事の時間が苦手。とくに給食は……。「小林さんさ、たぶん君、会食恐怖症だわ」。無理して油淋鶏を飲みこんで気持ちが悪くなった葵は、保健室でクラスの問題児、咲子にそう言われる。実は咲子も食にまつわる問題を抱えていた。咲子の勢いに押されて二人で給食ボイコットを企てるも、あえなく不発。反対に新任のイケメン栄養教諭に焚きつけられて、給食改革に乗り出すことに……。
レビュー (1件)
食べることは生きること 食事に対する様々な思いが書かれた一冊。葵、咲子だけじゃなく、ラマワティやコッペが登場することが、この話を深く広くしていると思った。 給食が万人に好かれるものじゃないことを、私たち栄養教諭は、しっかり理解しておかなければならないと感じた。
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