君が最後に遺した歌(1)

君が最後に遺した歌(1)

一条 岬
KADOKAWA
ISBN:9784049133332
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

田舎町で祖父母と三人暮らし。唯一の趣味である詩作にふけりながら、僕の一生は平凡なものになるはずだった。 ところがある時、僕の秘かな趣味を知ったクラスメイトの遠坂綾音に「一緒に歌を作ってほしい」と頼まれたことで、その人生は一変する。  “ある事情”から歌詞が書けない彼女に代わり、僕が詞を書き彼女が歌う。そうして四季を過ごす中で、僕は彼女からたくさんの宝物を受け取るのだが……。 時を経ても遺り続ける、...

感想・レビュー (1件)

高校時代の気持ちが大人になっても変わらず、限られた命でも一途に生き続けた二人。子どもにつなぐ愛した人の想い。