M•Y
2026年2月3日
舛友雄大というジャーナリストが書いた『潤日(ルンリー)』を読了した。この本のテーマは近年、中国人の富裕層が日本に来てどんな目的で、どんな生活をし、なぜ日本なのかを直接中国人にインタビューし、母国にはいられない事情というものを吐露しそれを書き留めることだった。昨今、中国の失業率は深刻度を増し、特に若者の失業率は50%に近いと云われている。著者の対象はあくまで富裕層なので、自分の国の経済がガタガタになっても、日に日に自由が束縛されても資産があるから日本に来れるが、そうでない人々は諦めて共産党の支配下に甘んずるしかないのだ。 インタビューに応じた東京のタワマンに住んでいる中国人たちは、表だって政府を批判することは避ける。批判したら、日本にいても中国のスパイに居場所を発見され、監禁され取り調べられた末に廃人なることを恐れているのだ。ウイグル人やチベット人などに毎日どんだけ残酷無比なことをしているかを考えると言葉も出ない。 この本の中に超富豪のジャック•マレーのことが書かれているが、彼が日本でどんな生活をしているかなんて関心を寄せる人はごく1部だと思う 現代に生きる中国人たちが実際いまの中国についてどう思っているのか ? 富裕層についてはある程度分かったが、誰か中国の省ごとにアンケート取った人はいないものだろうか?アンケートを取っている過程で共産党に摘発されるのは目に見えてはいるが•••
潤日(ルンリィー)
舛友雄大
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