作品紹介・あらすじ
裕福な家で奔放に育った夏子は、自分に群らがる男たちに興味が持てず、神に仕えた方がいい、と函館の修道院入りを決める。ところが函館へ向かう途中、情熱的な瞳の一人の青年と巡り会う。長編ロマンス!
感想・レビュー (1件)
夏子お嬢さまの大冒険 三島由紀夫を初めて読んだけど、とても面白かった!わがままな夏子が船で出会った熊狩りに行く青年、夏子に振り回される母、祖母、伯母の掛け合いも絶妙。笑えるところも多くて、気軽に読めると思います。アイヌの村や札幌など、北海道も旅行している気分になる1冊でした。