作品紹介・あらすじ
資本主義の“終焉”が論じられ、トマ・ピケティの『21世紀の資本論』が世界的ベストセラーとなった。しかし、私たち資本主義社会の住人は、まだ自分たちの社会の正体を完全に理解できたとはいえない。社会主義や共産主義の理念は、もう滅んでしまったのだろうか。その一方で、かつて冷戦の時代、資本主義社会と激しく対立したロシアと中国が、いままた欧米の文明と相容れなくなっている。その理由は何なのか。こういった問題は、...
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