月夜の森の梟

月夜の森の梟

小池真理子
朝日新聞出版 (2021年11月5日発売)
ISBN:9784022518002
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作品紹介・あらすじ

「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」(「哀しみがたまる場所」)作家夫婦は病と死に向きあい、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイの傑作、52編。◯本文よりあと何日生きられるんだろう、と夫がふいに沈黙を破って言った。/「……もう手だてがなくなっちゃったな」/私は黙っていた。黙ったまま、目...

感想・レビュー (3件)

旦那を亡くしたその徒然

小池さん、大人だなぁ

お守り 相手の幸せになれますようにと願う場面が印象深い