大人は泣かないと思っていた

大人は泣かないと思っていた

寺地はるな
集英社
ISBN:9784087442342
本棚登録:111

作品紹介・あらすじ

時田翼32歳。九州の田舎町で、大酒呑みで不機嫌な父と暮らしている。母は11年前に出奔。翼は農協に勤め、休日の菓子作りを一番の楽しみにしてきた。ある朝、隣人の老婆が庭のゆずを盗む現場を押さえろと父から命じられる。小学校からの同級生・鉄腕が協力を買って出て、見事にゆず泥棒を捕まえるが、犯人は予想外の人物でーー(「大人は泣かないと思っていた」)。 小柳レモン22歳。バイト先のファミリーレストランで店長を...

感想・レビュー (3件)

子供の時より本当は大人の方がよく泣くのかも しれない。誰にも見られずひとりで泣く。 泣きたくても泣けない時の苦しさを知ってる だから人もしれないは泣けないの。

連作の短編 面白いですよ

田舎の女が強い話。小柳さんがかわいい。けど忘れた。