作品紹介・あらすじ
それはともかく、こうして今、おれが書きはじめたのは、ルドルフに会って、おれが、
「おれか。おれの名まえは、いっぱいあってな」
というまで、おれにどんなことがあったかということだ。
いってみれば、ルドルフと会うまで、おれが何をしてきたかという、おれの自伝がこの本だ。
おれは、ねことしちゃあ、からだはずいぶん大きくて、はい色がかった茶色に、黒っぽいしまのあるトラねこだ……、ということで、おれの話を...
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