作品紹介・あらすじ
『三千円の使いかた』が大反響の著者の、心震える感動作!
女が生きるためのお金のこと、家族や仲間との関係。70年前の家計簿から、大切なメッセージが届きます。
失業中、シングルマザーの里里の元へ、疎遠にしている母親からぶ厚い封筒が届く。五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたという家計簿だ。備考欄に書かれた日記のような独白に引き込まれ読み進めるうち、加寿とは、男と駆け落ち自殺したと聞く自分の祖母ではな...
感想・レビュー (4件)
これはとてもおすすめしたい本。
面白い 主人公のりりさんには好感が持てるし お祖母様の書く文章がとても好き
さらっと読めて、すうっと忘れていく本。
戦中戦後の家計簿にちょっとした日記を書くことで自分の道を確実なものとした。 戦中戦後の女性の生き方は厳しいものだった。 後どのくらい生きるか分からないが自分らしく堂々と生きていきたい 子孫に私がいたという事をちょっぴり覚えていて 繋がっていたい

