作品紹介・あらすじ
このときB部隊もまた目標上空に到達していた。指揮官は目標の大きさにたまげた。大和の大きさは見慣れているが、それをはるかにしのぐ印象である。さながら浮かぶ鋼鉄の島である。このように巨大な戦艦がいったいこの世に存在するものかというのが、第一印象だった。かたわらにつきそう駆逐艦が水澄ましのように小さくみえる。巨大だけあって対空砲火もものすごい。まるで雲のように濃密な弾幕を張ってきた。そのなかを攻撃隊形を...
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