書楼弔堂 待宵

書楼弔堂 待宵

京極 夏彦
集英社 (2023年1月6日発売)
ISBN:9784087718201
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作品紹介・あらすじ

舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め...

感想・レビュー (1件)

京極夏彦ワールド全開。好きな時代の本で楽しかった