作品紹介・あらすじ
絵画から溢れる音に耳を澄ます
絵画は「見る」芸術、音楽は「聴く」芸術ーーしかし両者は、思考の奥で密かに響き合っている。
ラヴェルやムソルグスキーが名画から音を掬い上げたように、画家たちもまた、筆で音楽を奏でようとしてきた。
本書は、絵画がどのように「音」や「旋律」を描いてきたのかを、時代と作品を横断して読み解く試みである。
静止した絵の中に流れる時間、沈黙の中に聴こえる響きーー視覚と聴覚のあいだ...
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