こま

2022年5月26日

夕食会を開く週末、傷ついた小鳥を看病した嵐の夜、日々の何気ない会話。共同購入した蔦のからまる赤いレンガの一軒家は、ともに子どものいない若い二組の夫婦にとって幸せの早朝のはずだった。だが、名も知らぬ若い女の訪問がいつのまにかに潜んでいた4人の微妙な変化を浮かび上がらさせていく。

アイビー・ハウス

アイビー・ハウス

原田ひ香

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