作品紹介・あらすじ
受刑者が互いの体験に耳を傾け、本音で語りあう。そんな更生プログラムをもつ男子刑務所がある。埋もれていた自身の傷に、言葉を与えようとする瞬間。償いとは何かを突きつける仲間の一言。取材期間一〇年超、日本で初めて「塀の中」の長期撮影を実現し、繊細なプロセスを見届けた著者がおくる、圧巻のノンフィクション。
プロローグ 「新しい刑務所」
1 ある傍観者の物語
傍観者から参加者へ/「常に、そうですね」/二つ...
感想・レビュー (2件)
therapeutic community が興味深い
幼い頃の育てられ方は人生に大きい影響がある。それはどんな人も同じ。