血腐れ

血腐れ

矢樹 純
新潮社 (2024年10月29日発売)
ISBN:9784101023823
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作品紹介・あらすじ

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹(「魂疫」)。縁切り神社で行われる“儀式”(表題作)。忌まわしき伝承を持つ鐘が鳴るとき(「声失せ」)。原因不明の熱に苦しむ息子に付き添う私に近づいてきた女(「影祓え」)。身近な者の災難や死が切り裂いた日常。煉獄の扉を開くのは、無念を抱く冷たい死者か、あなたの傍らで熱を放つ家族か。禁忌を踏みこえた先に見える真相。戦慄のホラー・ミステリー短編集。

感想・レビュー (1件)

ストーリーに無駄な所が全くない 不気味で、どうなっていくのか読む手が止まらなかった