M•Y

2026年2月12日

経済について興味を持ちつつ、関係書を読んでもなかなかその仕組が分からないというのが本音だと思う。そういう中にあって、この本は根本的な問題でありいま差し迫った問題、つまりデフレを脱却するには、政府が国債を発行し、物価上昇分や国民の税の負担を上廻るほどのところまで発行しなければ•••と断言している。日本国では、政府のみが貨幣的な制約に縛られていないからそれは可能になると言う。非常に画期的な提言であり大多数の人を納得させる言葉である。もう一つ興味深い指摘がある。膨れ上がる債務残高をなんとかしようと発言している人達は、政府に『予算制約』という認識があるためだと言う。『予算制約』というのは支出と所得のバランスであるが、個人の場合は死ぬまでの間に例えば借りたお金を返済することが前提になっている。しかし、政府(国)の場合は死ぬことはないのである。地球滅亡の日まで存在し、継続されるのである。勿論、野放図に債務を無限に増やしていいというもではないが、政府には、通貨発行権という強大な権限があることを考えるとデフレの問題を解決出来ない筈はない。 この他にも、目から鱗がおちるような文章が散りばめられている。 尚、この本は一般の書店には売っていない。Amazonでも在庫があるかどうか ? できるだけ多くの人が読まれることをお勧めしたいと思う。

年金倍増で日本経済は大復活する !

三橋貴明

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