堕落論

堕落論

坂口 安吾
KADOKAWA (2007年6月23日発売)
ISBN:9784041100202
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作品紹介・あらすじ

「堕ちること以外の中に、人間を救う便利な近道はない」。第二次大戦直後の混迷した社会に、かつての倫理を否定し、新たな考え方を示した『堕落論』。安吾を時代の寵児に押し上げ、時を超えて語り継がれる名作。

感想・レビュー (2件)

話の中に実際に居た人やあるものの名前が出て来て自分の知識とリンクしてとても楽しく読めました。 太宰治や織田作之助、永井荷風など有名な人とのエピソードなどを自己流でおおきく書かれていてフッと笑ってしまうようなものもあり面白かったです!

ネタバレを読む

「不良少年とキリスト」。坂口安吾先生のこの本にどれほど救われたことか。