作品紹介・あらすじ
社会派ミステリの名手によるクライム巨編
後味最凶の作家デビュー20周年記念作品!
二〇二〇年五月、大学生の芹沢涼風はコロナ禍の影響で息が詰まりそうになる毎日を過ごしていた。ある日、彼女が池袋の公園を訪れると、そこには同じように孤独に苛まれ、行き場をなくした者たちがいた。
血がつながっていなくても、戸籍上は同じ家族でなくても、強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたいーー。涼風は親しくなった者...
感想・レビュー (1件)
理想からどんどんかけ離れていく
理想からどんどんかけ離れていく