作品紹介・あらすじ
年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。
突然、男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。
時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだった───。
会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め……(「音」)。
切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が...
感想・レビュー (2件)
一つのことも別の人にとっては違って見える。それぞれの人生にはそれぞれの理由がある。感動した。
読めば読むほど話が繋がっていって凄く面白かった 向井さんが死んだのは悲しいし、犯人がどんな人間だったのかの描写がないのが気になったけど、あえて犯人に触れてないのがよかったのかもしれない
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