白い夏の墓標

白い夏の墓標

帚木蓬生
新潮社 (1983年1月27日発売)
ISBN:9784101288017
本棚登録:21

作品紹介・あらすじ

パリで開かれた肝炎ウィルス国際会議に出席した佐伯教授は、アメリカ陸軍微生物研究所のベルナールと名乗る見知らぬ老紳士の訪問を受けた。かつて仙台で机を並べ、その後アメリカ留学中に事故死した親友黒田が、実はフランスで自殺したことを告げられたのだ。細菌学者の死の謎は真夏のパリから残雪のピレネーへ、そして二十数年前の仙台へと遡る。抒情と戦慄のサスペンス。

感想・レビュー (0件)

まだレビューがありません